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◆2024/11/5 「秋冬の花」ページに秋の花4種を追加 しました
◆2024/9/3 「小笠山の魅力」 ページを追加しました
◆2024/7/9 「小笠山の紹介ー春夏の花」ページに夏の花4種を追加 しました
◆2024/6/11 「春夏の花」ページに春の花4種を追加 しました
◆2024/4/15 「当会についてー活動のようす2」ページに春のハイキングを追加しました
●日本野鳥の会遠江の「野鳥写真展」
2024/11/22~12/2
● 日本高山植物保護協会(JAFPA) 設立35周年記念シンポジウム
2024/10/27
● 遠州風力発電事業について同意しないことを求める要望書を市長に提出
2024/7/26
満開のコウヤボウキ
2024.11.10 撮影:市川征治
日本高山植物保護協会(JAFPA)の設立35周年記念シンポジウムに参加してきました。
第1部は学術的講演、第2部は活動事例の発表で、4つの団体から事例発表がありました。
当会からは、”小笠山を愛する協議会の活動”について、以下のような内容で発表しました。
〇発表者のプロフィール
〇小笠山の地形と生い立ち
〇小笠山の歴史(小笠山砦)
〇小笠山のハイキングコース
〇小笠山の自然
〇小笠山を愛する協議会の紹介
〇小笠山の自然保護の課題(風力発電と砂利開発)
皆さん、それぞれ事情は異なりますが、自然保護に対する姿勢と対策は非常に勉強になりました。また、4名の発表者から鹿害に関する話があり、鹿害の深刻さが分かりました。
小笠山ではカモシカは見ていますが、ニホンジカには無縁かと思っていたのですが、会員のK氏から、「畑の野菜がやられて困っている」との話を聞き調べたところ、掛川市でもニホンジカが急増して困っているとのことです。
また、発表者間での情報交換の機会も出来、当会の自然保護の活動に関してもアドバイスを戴き、今回のシンポジウム参加は大変有意義な機会となりました。 2024/10/27 報告者:副代表 滝本健
日時:2024年11月10日(日) 天候:曇り
担当:瀧本(L) 中山幸(SL) 、内海
参加者:16名(会員:15名)
小笠山砦が構築された時期に関しては、掛川城攻めの時という説と高天神城攻めの時という説とがありますが、徳川家康が構築した砦の曲輪、横堀を実際に歩き、堀切、土塁などを観察し、壮大な防御の構造を学びました。
天候に関して直前まで心配しましたが、なんとか曇りで降雨は無く、それほど寒くなく行動することが出来ました。コースには、登山道でないところもあり、またK6(曲輪6)の先にある危険なやせ尾根(スーパー一騎駆け)は手前から見て引き返しましたが、全員楽しむことが出来ました。 報告:瀧本
行程 集合:小笠神社第2駐車場8:30 出発8:50 = 小笠神社/9:18~9:33(説明会)=H1= K2-1/9:42=Y1先端/9:52 =Y2-1/10:00=K3/10:05=K4/10:11=K5/10:32=Y3先端/10:38=K5-1/10:43 =K6/10:52 = 展望回廊/11:09=K2-2/11:21 =K1/11:35= 駐車場/11:52
集合写真
小笠神社でコース説明
y2横堀2にて
y2横堀2を歩行中
k3曲輪3 笹嶺御殿にて
多聞天神社前にて
k6曲輪6の先
11月7日、イノシシに掘り返され枯れる恐れのあったナチシダと大雨で流れそうになっていたオオバノアマクサシダを安全な場所に緊急に移植しました。またこの作業と並行して挿し木で増やしてきた絶滅が心配されるトラノオスズカケも複数箇所に植栽したので報告します。(2024.11.07 代表:中山幸男)
移植前(ナチシダ)
移植後(ナチシダ)
旅する蝶「アサギマダラ」が日本列島を南下中だ。我が家には10月13日、近くの家でも庭に来たとのこと。倉真や初馬西山のフジバカマの植栽地にはたくさん飛来しているという。小笠山にも飛来するので、10月25日に見に行くと、ヒヨドリバナの脇にあるコセンダグサの蜜を吸うアサギマダラがいた。吸い終わると近くのムラサキシキブの枝に留まりじっとしていた。その様子に長旅の疲れを感じた。帰路、葉っぱの上にいるもう一頭を発見、見上げると浅葱色の羽根が映え美しかった。
私はアサギマダラの小笠山での生態に興味を持ち、2011年から2012年に山に通い続けて観察(詳細は写真集「生命輝く・小笠山の四季」に記載)したことがある。その結果、秋に飛来し、ガガイモ科のキジョランの葉裏に産卵。孵化した幼虫は冬を乗り越え、春に羽化していることが分かった。この間、カマキリに捕まり食われたり、道で死んでいるものとも出合った。知人は鳥に食べられたのを見たという。様々な試練や危険を乗り越えて小笠山で命を繋ぎ、旅をしていることに感動した。
今年は暑い7月に小笠山にいるのを見かけビックリした。通常気温の上昇する6月頃には高原などの涼しいところ移動している。現在、冬到来を前に暖かい南方を目指しているのである。小笠山で吸蜜する花はヌマダイコン、コセンダングサ、ヒヨドリバナ、コウヤボウキ、サ
ラシナショウマ、セイタカアワダチソウ、ノコンギクなどがある。秋には様々な花があるが、羽化する春に蜜を吸う花はウツギなどに限られる。ふわふわと舞うように飛翔する姿は優雅だ。この可愛いアサギマダラが数千㎞も移動するのだから驚く。掛川でマーキングしたアサギマダラが鹿児島県喜界島で発見されたこともある。なぜそんなに遠くまで行くのか。どうやって飛行したのかなど、興味はつきない。
小笠山にはアサギマダラが蜜を吸う花がたくさんあり、卵を産み食草となるキジョランも多く自生している。アサギマダラにとって小笠山はゆりかごのような場所。貴重な所なので大切にしたい。(2024.10.25 代表:中山幸男)
コセンダグサで吸蜜 (2024.10.25 撮影小笠山)
葉に留まりひと休み(2024.10.25 撮影小笠山)
恒例と成りました秋の小笠山ハイキングも5回目と成りました。掛川市と袋井市にまたがり標高265mの自然豊かな小笠山は、静岡の百山にも選ばれています。山頂付近には小笠神社が祀られて、丘陵地から四方に支脈を延ばして広がっています。しかし、その地形は複雑で変化に富み、浸食され切り立った崖が随所に見られ、「六枚屏風」「犬戻り」等の地名からもその複雑さが推察できます。この地形と地質、位置、気象が豊かな自然を作りだして、多くの動植物の宝庫となっています。晩秋の一日、そんな小笠山の自然に親しみ、心身ともにリフレッシュしましょう。
1日時 令和6年11月23日(土)8:30~ ・雨天の場合は11月24日(日)
2集合 掛川:富士見台霊園トイレ前 午前8時30集合 受付開始
3主催 小笠山を愛する協議会
4担当 静岡県山岳連盟加盟:中遠登山クラブ
5コース《富士見台霊園~与左衛門池~小笠山山頂~展望台~富士見台霊園への周回》
実歩行時間:4.5時間 歩行距離:10㎞
富士見台霊園より与左衛門池を通り小笠山トンネルコースと合流すると、小笠山山頂へ。山頂より小笠神社に下り昼食を取る。帰路は小笠山トンネルコース合流点まで戻ると、展望台を経て小笠トンネル南口に下山。車道を富士見台霊園と戻る。
6行程 富士見台霊園(9:00)-与左衛門池(9:30)-小笠山トンネルコース合流点(10:30)-小笠山山頂(11:15)-小笠神社(11:30~12:15)-多聞天神社(12:30)-小笠山トンネルコース合流点 (13:00)-展望台(13:30)-小笠トンネル(13:45)-富士見台霊園(14:15)
※トイレ富士見台霊園と小笠神社にあり
7携帯品 弁当、水、行動食、雨具、防寒着、マスク等
8参加料 一般参加者300円(傷害保険・資料代) 会員は無料
9注意事項等
(1)自然豊かな小笠山は265m標高は低いが、変化に富み、ガケも多くあなどれない山です。
事故やケガをしないように慎重に行動してください。また、木の根やガケ、枝の落下、ハチ、ダニ等にも注意下さい。
(2)「植物は採らない。自然を大切にする。ゴミは持ち帰る」など山のマナ-を守って下さい。
(3)ハイキング中に生じたケガ等に付きましては加入保険内で対応処置となります。
(4) マスクの着用は任意とします。
(5)当事業(イベント)は国有林入林許可(天竜森林管理署)を得て実施しています。
小笠山ハイキング 2021年11月20日
小笠山を愛する協議会の中山幸男代表が写真集「生命輝く 小笠山の四季」を自費出版しました。20年以上小笠山を歩く代表は、小笠山で出合い感動した花や四季折々の風景などを撮影し、小笠山の四季として写真集にまとめました。小笠山に咲く野の花、蝶や森で囀る野鳥、春から冬まで様々な風景、アサギマダラの小笠山での生態などの写真160枚が掲載されています。
代表は「写真集で自然豊かな小笠山を感じてほしい」と話しています。
この写真集は下記で販売されています。2,000円(税込)
販売場所
高久書店 掛川市掛川642-1 電話 0537-29-6120
これっしか処 新幹線掛川駅構内
江崎書店袋井店 電話 0538-42-9100
谷島屋磐田店 電話 0538-35-5778
小笠山の地図 掛川遊歩会(鈴木久裕代表) 作成・発行
小笠山を愛する協議会がコ-ス調査や編集など協力
価格300円(税込み)
販売場所
①これっしか処 (掛川駅南口構内) 0537-22-1616
②高久書店 掛川市掛川642-1 0537-29-6120
③茶店やまき 掛川市入山瀬811 0537-74-2384
④菊川観光協会 0537-36-0201
⑤袋井市役所売店 0538-43-2111
⑥谷島屋磐田店 磐田市国府台58-2 0538-35-5778
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小笠山を愛する協議会
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