小笠山を愛する協議会について


「小笠山を愛する協議会」は「小笠山が地域資産として人々に親しまれ、豊かな自然が後世につながるよう努めること」を目的として2016年3月14日に設立しました。

 

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代表から

 小笠山を愛する協議会では、設立5年を記念しホ-ムペ-ジを開設しました。当会の紹介やお知らせ・活動の様子、小笠山に関する情報を発信していきたいと考えています。

 

 小笠山は掛川市と袋井市にまたがる丘陵のような標高250mの低山ですが、地形は変化に富み、多様な動植物を育む自然の宝庫です。山には様々なコ-スがあります。草木が芽吹き花の開花する春、鳥がさえずり漏れ日注ぐ夏、さわやかな秋と黄葉・紅葉の頃、南アルプスや富士山を展望する冬と、四季折々楽しめます。山域は3千haと言われ、国有林が700haで「保健保安林」に、40haは「自然観察教育林」に指定されています。緩やかな樹間の道が多く、森林浴やハイキングなどによる心身のリフレッシュ・健康づくり、自然観察等に適します。また矢矧祭で知られる小笠神社や厄除け観音の法多山が鎮座するほか、徳川や家康の陣地跡、古道など歴史遺産もあります。昔から多くの恵みをもたらしてきた小笠山ですが、広大な森は快適な生活環境の面からも注目されます。山裾に広がる海のような緑は、人々の生活にやすらぎと潤いを与え、きれいな空気、酸素を供給する役割もあります。

 

 市街地の近くでこれだけ広く自然豊かな山は他にはないと思います。小笠山は地域や県の宝、貴重な山で大切にしたいものです。このため私たちの会では「小笠山が地域資産として人々に親しまれ、豊かな自然が後世につながるよう努めること」を目的に活動しています。具体的には、自然観察会やネイチャ-ウオ-ク、野鳥観察会、ハイキングなどを行っています。山を汚さないことや自然の大切さについて啓発するなど、山のマナ-向上にも心掛けています。また山道の安全対策が不可欠と考え、道標の設置、歩く道の草刈りや整備などにも取り組んでいます。

 この山はガケや迷いやすい所もあり侮れません。入山は自己責任で注意してください。

 

 これからも小笠山について学び、先輩諸氏の教えを大切に、楽しみながら地域社会にも貢献する会を目指します。

 皆様のご協力に感謝するとともに、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

 このホ-ムぺ-ジが会員はもとより皆様のお役に立てば幸いです。

 

  2021年4月1日

  小笠山を愛する協議会 代表 中山幸男

 


紅葉の小笠山から掛川市街を望む