中尾根~腹摺峠 周回コース


富士見台霊園~小笠山山頂~中尾根~腹摺峠~富士見台霊園への周回

 

【コース概要】          実歩行時間:4.5時間 歩行距離:10㎞

今回は富士見台霊園より小笠山山頂・小笠神社へ向かうと、帰路は中尾根に道を取ります。尾根途中から菩提地区に下りると腹摺峠に向かい、峠からは再び富士見台霊園に戻る周回コースを紹介します。(会員:内海廣治)

 

富士見台霊園を出発すると与左衛門池方面に進みます。与左衛門池から登山道に入り尾根を登り富士見橋を通り小笠山山頂へ。眺望を楽しむと多門神社前を通り小笠神社と下ります。昼食を取るには良い所です。

帰路は中尾根・腹摺峠経由として、再び多門神社の先の十字路まで戻ると、西進して県道に下ります。指導標に導かれ中尾根へと進むと豊沢歩道への指導標が現れます。広い防火帯を下り車道の菩提橋へ出ると西進、道路脇に腹摺峠道の立派な標識が立っています。その昔、横須賀城と掛川城を繋いだ街道を腹摺峠へと向かいましょう。腹摺峠からは再び小笠山方面に道を取り、小笠トンネル南口に下山。県道を出発点の富士見台霊園へと戻ります。 ※トイレは富士見霊園と小笠神社にあります。

 

【コースタイム】         

掛川:富士見台霊園(20)-与左衛門池(60)-富士見橋(30)-小笠山山頂(10)-小笠神社(10)-多門神社(10)-県道;中尾根入中尾根入口(30)-菩提橋への分岐点:豊沢林道(20)―腹摺峠入口(20)-腹摺峠(45)-小笠山トンネル南口(15)―富士見台霊園 

 

 

 

 

《出発点の富士見台霊園から小笠神社までは、コース紹介:与左衛門池~小笠山を参照して下さい。》

 

 


小笠神社を後に再び多門神社前を通り、アカガシ大木が繁る小笠山のメインストリートと成る十字路まで戻ります。そのまま西進し、途中、県道への分岐が現れますが左に進むと県道・中尾方面へと下りられます。

 

 

 

県道を横切る形で反対側の中尾根への表示板に導かれ再び登山道へと入ります。尾根上のウバメガシの道は北側が大きく切れ落ちていますが、明るく緩やかな尾根道は気分の良い歩きができます。

 


やがて豊沢歩道の表示板が立つ分岐点が現れると、ここから中尾根から離れて右手に延びる尾根に付けられた豊沢歩道へと進みます。

 


尾根道は大きく切り払われた防火帯の道。そんな道を下りると防火帯が終わり左方向に道は進みます。下方には県道が見え始めます。立木に付けられた赤テープを見て左手の沢に下ります。小沢を渡り、沢の左側斜面のロープが有るカ所を通過すると、その先で車道へと出ます。

 

 

 

車道を左手に300m程進むと、右手に腹摺峠道の大きな看板が出て来ます。表示板に従い車道からソーラーパネルの横を通り峠への山道へと入ります。

 

 


峠へと続くこの道は、その昔横須賀城の殿様が掛川城へと通っていた道。また峠の近くには近年まで茶畑があり幅広の道ではあるが、廃園と成った今は道も荒れて来ました。小さな沢も横切ります。

 


そんな道を辿るとやがて樹林の中に小広く成った場所に出ます。茶畑で使っていたモノラック(荷物運搬機)が残るここが腹摺峠、その昔は茶店もあった所。今も石仏が立ちその昔を偲ばせます。峠道はここで新道と古道に分れ高御所へと下りられます。峠の由来は古道が深く切れ込んで両幅が狭い道が、馬の横腹を摺ったことから腹摺峠と言われたとのこと。


今回は小笠山方面、東方面へと道を取ると、シダの茂る道を登り尾根道と出ます。左手に掛川市街を見て自然林の中を歩きます。小笠山トンネルの南口への分岐点の標識が現れると右手に下りれば、わずかで県道のトンネル南口へと下り立ちます。後はトンネルを通り出発点の富士見台霊園まで車道歩きと成ります。