活動のようす3


小笠山の初夏のハイキングの報告    2024/6/16

6 月16 日、7 時30 分頃には雨が降っていましたが、止む予報なので決行。

参加者は23 人は、出発地の風見の丘でラジオ体操を行い9 時に出発。道路に出て交差点を右折、茶畑の間を進み、登山口にある標識を確認してから国有林の境界を尾根まで登っていきました。右側がミカン畑で開け、浅羽の海が見えるところで休憩。この日は曇りで風がなくて気持ち良い。ミカン畑が終わり尾根をさらに進み菩提山に到着。標高135m の頂上、周辺は樹木が茂り展望はありませんが、シダが刈り払われていて休憩するには良いところです。

帰りのコ-スは今年2 月から3 月にかけて天竜森林管理署で整備した歩道。ここは背丈ほどのシダを刈り払いなんとか完成しました。途中、菩提の茶畑や袋井の町並みなどが見渡せ、高い木が少なく明るい歩道です。参加者から「道がフワフワして気持ちが良い」との声。作業した者として嬉しかったです。

今回のハイキングは、雨上がりで風が少ないけれども強い日差しが無かったことが幸いでした。蒸し暑いため遅れ気味の参加者もいましたが、全員が無事歩き終えて良かったです。このコ-スの計画は初めてでしたが、「参加して良かった」との声が多く、私も計画して良かったです。お疲れ様でした。(リ-ダ-: 友田錞治)


小笠山登山道整備【六枚屏風・子隣コース】を実施    2024/6/10

雨にて1日順延と成りましたが、子隣登山口と六枚屏風の階段整備が13名の参加者を得て行われました。

六枚屏風の階段整備隊は西側県道より補修資材を担いで入山。一方、子隣からの草刈り隊は登山口の背丈ほどに延びた草を、草刈り機4台で刈りながら六枚屏風へと向かった。階段整備隊は傷んだ階段に、新たに鉄杭を打ち込んで補修すると共に、急傾斜カ所に新たに階段を設置。子隣草刈り隊も途中のシダを払いながら無事に六枚屏風に合流して作業を終了しました。

雨上がりの蒸し暑い中、ご苦労様でした。お陰で子隣登山口からのスムーズな入山と、六枚屏風への安全な登り下りが可能と成りました。 (担当Ⅼ:内海廣治)



様々な花と出合った「春の自然観察会」

本年度最初の事業「春の自然観察会」が5月2 5日、小笠山国有林管理道で行われた。参加者3 0名(会員2 5 、一般3 、天竜森林管理署2 )は、春の息吹を感じながら自然観察を楽しんだ。

ギンリョウソウやホタルブクロが見頃で、ウツギやヤマボウシ、テイカカズラ、トウコマツナギの花が咲き、カギカズラの蕾も見られた。昨年移植に取り組んだヒルムシロはフトヒルムシロであることが分かり花も残っていた。樹上のヤナギの花からは白い綿毛を付けた実が風で舞い、その「柳絮(りゅうじょ)」の光景に歓声があがった。参加者の記録では1 09の植物があったとのこと。ここは植生が豊かだ。森からはソウシチョウが囀り、ウグイスやホトトギスの声が聞こえた。

好天に恵まれ、野鳥が囀り様々な花と出合うなど充実した楽しい観察会になった。 2024/5/27  (担当L:中山幸男)

【観察した植物】

ギンリョウソウ、ヒナキキョウソウ、ネジバナ、ハルジオン、ヒメコバンソウ、ウツギ、ワルナスビ、ヤブジラミ、クララ、アカショウマ、ヤマボウシ、ユキノシタ、ゴンズイ、ホタルブクロ、コウゾリナ、ハナミョウガ、カギカズラ、トウコマツナギ、テイカカズラ、フトヒルムシロ、ヤナギ、イタチハギ、ママコノシリヌグイ、ミゾソバ、ネズミモチなど